脂肪は筋肉に変わるのか?
こんにちは!
カロリートレードジャパン昭和区店です!
筋肉と脂肪の関係性とはあるのか皆様は考えたことはありますか?
トレーニングを始めるときに脂肪がついていた方が筋肉がつきやすいやからだがデカくなりやすいなどといったことを聞いたことがあります!
ぽっちゃりの状態と細身の状態で筋トレを始めていくうえでどちらの方がより筋肉がつきやすいのかそんな疑問について考えていきたいと思います!
筋肉と脂肪はあまり関係ない?
運動不足や歳をとるにつれて筋肉の減少から増えてきてしまうことが多い脂肪がトレーニングを行えば筋肉に代わってくれると思っている方も多いのではないのでしょうか?
そういった噂もありますが脂肪が筋肉に代るといったことはありません!
筋肉と脂肪は別物で筋肉は主にタンパク質でできており脂肪は主に脂質でできているため、そもそもの材料となってくるものが違っているのです!
トレーニングをやめて筋肉が減少してしまい脂肪が増えてしまうことで、筋肉が脂肪になってしまったと思う人もいるかと思いますが、それは単純に筋肉が減ったことで基礎代謝なども下がってしまい脂肪が付きやすくなっただけなのです!
そもそも脂肪はなぜつくのか?
脂肪はただ食べすぎといった理由でカラダに付いてしまうものではなく脂肪にもカラダの機能を維持していくうえでの大切な役割があるのです!
【脂肪の役割】
- 細胞膜などの構成のため
- エネルギー貯蓄する
- 体温維持
- 外部からの衝撃から内臓を守るといった役割があります。
もともと脂肪は、飢餓に耐えるためにカラダに溜まって、ある程度食事が取れないような状況になってしまっても生きた行けるようにカラダに脂肪として蓄えられるようになった機能なのです!
体脂肪にも役割があり、脂肪の付きすぎや脂肪の少なさには体にとってもリスクがあり、過剰にある場合は肥満のリスクとなり少なければエネルギー不足やカラダの機能を保つうえでの危険にもつながってしまうためある程度脂肪はつけておいた方が良いですね!
適切な脂肪をつけよう!
カラダの中の脂肪の量の比率として表した体脂肪率といったものがあり、体脂肪率の数字で自身に付いている脂肪の量を数字として見ることができます!
体脂肪率の標準値は男性で約18%、女性で約23%が目安とされており身長などから多少の誤差が出てしまいます!
女性と男性ではホルモンや筋肉量などから数字に違いが出ています!
付着の順番は?
脂肪が付いたままとすると筋肉が覆ったような状態になってしまい脂肪が減りにくくなってしまうといったことはありません!
カラダに付着している順番は骨→筋肉→脂肪といった状態のため脂肪が少なく筋肉が増えてきたとしても筋肉が脂肪にかぶさってしまうといったことはないのです!
筋肉が関係ないならダイエットをしていく中で脂肪だけを減らしていけばいいといったものではなく筋肉をしっかりつけてあげて脂肪を減らしていった方がメリハリのあるボディラインのしっかりとしたカラダを作っていく上で重要になってくるのです。
タンパク質を取ろう!
先ほども言ったように筋肉と脂肪の材料は違います!
筋肉はタンパク質でできているため、タンパク質を自身の体重より多いくらいを目安に取ってあげるようにしましょう!
筋肉を維持することは基礎代謝の維持にもつながってきます!
また、極端なダイエットはエネルギー不足になってしまい筋肉を分解してエネルギーとして使ってしまったり、ダイエットで一番気を付けなければいけないリバウンドをしやすくなってしまい結果カラダにとっても自身にとっても逆効果となってしまうことが多いのです!
まとめ
脂肪が筋肉に変わるといったことはないため筋トレなどを始める前に脂肪を付けておくといったことはあまりおススメできません!
ただ、食事がしっかりと取れるカラダを作ることはトレーニングあとの栄養摂取にもつながるので、脂肪を付けておくというよりかは運動やトレーニングを行った後でもしっかりと栄養を取れるカラダを作っておくと筋肉をデカくするためには必要なこととなってきます。
カラダの仕組みを理解することはダイエットやボディメイクだけでなく、自身の健康や生活にも影響を与えてくれるため、疑問に思ったことは調べて自身の経験に積み重ねていけるようにしましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました!
カロリートレードジャパン昭和区店
トレーナー
石川輝